
雲仙市
小浜町の不動産
海抜0mの温泉街と、標高700mの高原。
ひとつの町に二つの市場があります。
小浜町の物件


小浜町という町
雲仙市小浜町は、橘湾に面した温泉街と、山を登った先にある雲仙温泉の両方を含む町です。
当社の事務所も小浜町富津にあります。
海沿いの小浜温泉は源泉温度が105℃と全国でも屈指の高温泉で、湾に沿って旅館と住宅が並びます。
日本一長い105mの足湯「ほっとふっと105」があるのもこの一帯です。
橘湾に沈む夕日は小浜温泉の象徴で、海沿いには夕日の名所として知られる一帯があります。
移住を考えて現地を見に来られた方が、最初に足を止めるのはたいていこの海辺です。
一方、同じ小浜町のうち雲仙地区は標高約700m。
雲仙天草国立公園の中心で、1934年に日本で最初に指定された国立公園のひとつです。
冬は氷点下になり積雪もあります。
同じ「小浜町」でも、海沿いと雲仙では気候も法規制も相場もまったく違います。 物件をご覧になるときは、まずどちらの地区かをご確認ください。
町内の地区
| 富津・北野・南本町・北本町(海沿い) | 温泉街と住宅地。 生活の利便が良く、温泉の引込が可能な物件があります。 冬も比較的温暖です。 |
|---|---|
| マリーナ・金浜(海沿い北部) | 国道251号沿い。 諫早方面へのアクセスが良い一帯です。 |
| 雲仙(標高約700m) | 国立公園内。 別荘・保養所が多い地区です。 冬季の積雪と凍結対策が必須で、建築には法的な制限があります。 |
| 木指・山畑・飛子(山手) | 農地と山林が広がる地区。 まとまった土地が出ることがあります。 |
小浜町で家や土地を扱うときに、必ず確認すること
他の地域では問題にならないことが、ここでは問題になります。 当社が実際に現地で確認している点です。
温泉は「引く」より「入りに行く」ほうが現実的です
小浜温泉は塩分の強い塩湯で、雲仙温泉は硫黄を多く含みます。
自宅に引くと湯の花が配管に詰まるため、月に1回程度の配管清掃が欠かせません。
とくに小浜は源泉温度が105℃あり、専門の業者でなければ扱えません。
1回の管理で数万円かかることもあり、年間では相当な負担になります。
当社としては、自宅に引くよりも温泉街の施設に入りに行くほうが現実的だと考えています。
小浜・雲仙どちらの温泉街にも公共の温泉施設があり、安く入れます(施設自体は古いものが多いですが、湯は本物です)。
「温泉付き」という表示だけで判断せず、維持にかかる手間と費用まで含めてご検討ください。
当社は、この点を伏せたままお勧めすることはしません。
雲仙地区は、建築に環境大臣の許可が要ります
雲仙地区の大部分は雲仙天草国立公園の特別地域です。
特別地域内で住宅を新築・増築する場合、自然公園法に基づく許可(環境大臣または県知事)が必要で、審査には概ね1〜3ヶ月かかります。
第1種から第3種までの区分によって基準も異なります。
土地を買ったのに建てられない、という事態を避けるため、雲仙地区の土地は地種区分の確認からご説明しています。
屋外の機械が壊れやすい土地です
海に近い一帯では、塩分でエアコンの室外機や給湯器、雨樋・手すりなどの金属部が内陸より早く傷みます。
さらに雲仙温泉街の周辺では、硫黄成分の影響で屋外の機械類が故障しやすく、場所によっては車や室内のテレビにまで影響が出た事例があります。
見落とされがちですが、大手家電量販店の長期保証(5年保証など)は、雲仙温泉街のエリアでは対象外とされる場合があります。
移住されてから知ると困る話なので、先にお伝えしておきます。
設備の交換周期を織り込んだうえで、資金計画を立ててください。
雲仙地区は、冬の備えが三つ要ります
標高約700mの雲仙地区は冬に氷点下となり、積雪もあります。
海沿いが晴れていても、山の上は雪という日が珍しくありません。
ひとつめは道路です。
降雪の状況によっては、雲仙へ上がる国道が通行止めになることがあります。
ふたつめはタイヤで、冬季にお車を使われるならスタッドレスタイヤの装着は必須とお考えください。
みっつめは水道です。
長期不在にする際の水抜きが欠かせず、凍結で配管が破裂して留守中に室内が水浸しになった事例があります。
別荘としてお使いの方、遠方にお住まいの所有者さまは、冬季の管理をどうするかを購入前に決めておいてください。
当社の空き家管理委託では、水抜きと復旧を承っています。
接道と幅員を必ず確認してください
温泉街の一帯は道が狭く、古い住宅では前面道路の幅員が4mに満たない物件があります。
その場合、建て替え時にセットバックが必要になったり、再建築ができなかったりします。
工事車両が入れるかどうかも、解体費や改修費を左右します。
物件詳細ページには接道の状況を載せていますが、現地でご確認いただくのが確実です。
トイレは「水洗・簡易水洗・汲取り」を必ず明記しています
公共下水道が整備されていない区域では、簡易水洗または汲み取り式のお住まいがあります。
よく誤解されますが、「簡易水洗」と「汲み取り式」はかなり違います。
近年の簡易水洗は洋式の便器で、少量の水で流す方式です。
臭気も抑えられており、日々の使い心地は一般的な水洗トイレとほとんど変わりません。
異なるのは下水道につながっていない点で、便槽が満たされたら定期的に汲み取りを依頼する必要がある、ということです。
方式の名前だけで判断すると、実際には快適なお住まいを見落とすことになります。
当社は三つの方式を必ず明記したうえで、気になる物件は現地でご覧いただくようお勧めしています。
改修をご希望なら、費用の目安もお伝えできます。
小浜町での暮らし
| 買い物 | 海沿いの市街地にスーパー・ドラッグストア・コンビニがあります。 雲仙地区からは車で20〜30分かかります。 |
|---|---|
| 医療 | 町内に病院・診療所があります。 専門的な治療は諫早市・長崎市の病院を利用する方が多い地域です。 |
| 学校 | 小・中学校が町内にあります。 高校は諫早市・島原市へ通学するのが一般的です。 |
| 交通 | 路線バスが国道沿いを走っています。 日常生活には自家用車が前提とお考えください。 雲仙地区にお住まいの場合、冬季はスタッドレスタイヤが必須です。 |
| 上下水道 | 海沿いの市街地は公共下水道が整備されている区域があります。 山手や雲仙地区は浄化槽の物件が多くなります。 |
主要地点までの所要時間(車)
| 諫早市街 | 約45分 |
|---|---|
| 長崎市街 | 約1時間 |
| 島原市街 | 約50分(雲仙経由) |
| 雲仙温泉 | 約25〜30分(海沿いから) |
| 長崎空港 | 約1時間 |
所要時間は目安です。
道路状況や季節(雲仙地区の積雪等)により変わります。
小浜町の物件のことなら
売りたい方も、探している方も、まずはご相談ください。
当社の事務所は雲仙市小浜町富津2791にあります。
この地域だけを見ている会社です。